言葉とぽてと(私)

詩を書く芋

【詩】 傷

 

いつの間にか、知らない傷

 

あれ、いつできたっけ

 

知らなかった傷

 

気がついたら、少し痛い

浅いけど、赤い傷

 

多分、あの時

 

あの人の、あの言葉

まるで傷をつけるための、あの言葉

 

嫌だったな

嫌だったね

 

気がつかないふりをしたけど

やっぱり、痛いな

 

浅くても、ちゃんと痛い